今月の言念導

平成28年 8月 5日 子供夏期講習会 言念導 佐藤昭衆教師

『㊉(まるじゅう)のお話』
㊉のお話をします。
まず㊉の縦の一は、「天地の心」をあらわしています。
また、太陽の光が天からさしている姿ともいわれています。
そして、人間や動物、草や木、虫に至るまで、生きているものはこの世で生と死を繰り返すという心です。
先が細くなっている形は、この世が何千年続くか限りがない、という心をあらわしています。

次に㊉の横の一は、「この世の世界の心」をあらしています。
人は同じ時刻に、産まれてくる赤ちゃんもあれば、テレビを観て大笑いしている人、映画を観て感動している人、お友達のお葬式に行っている人、悲しんでいる人、喜んでいる人、様々な人がいるように、人間がこの世の世界で活動しているという心です。
また、物の始めの「一」、すべての始まりの心を形にあらわしているともいわれています。

最後に㊉の◯は、「宇宙全体の心」をあらわしています。 太陽や地球や月という星の心、夜空に瞬く星の心も、限りなく丸く、限りなく広い、という心です。
また、㊉の紋章は、火水之心日之心新明国上心様の姿であり、教祖おや様の心でもあります。

日本の季節には春、夏、秋、冬があり、世界には他に、雨が降り続ける雨季、逆に乾燥状態続く乾季があります。
そして、昼と夜も正しく巡り巡って、間違いありません。

夜の空には何万年、あるいは何万光年、何億光年という以前から無数の星が光を放って輝いています。
昼の空には太陽が輝きわたり、私達が生きるために使う、ほとんどすべてのエネルギーを与えてくれます。
雨あがり、運がよければ、赤・橙・黄・緑・青・藍・紫、七色の美しい虹が見えたりします。
水は高い場所から、低い場所に流れます。
凍ると、氷となります。
熱せられると、お湯になって、さらに蒸気になり、雨となり、雪、露(つゆ)、霞(かすみ)ともなります。
また、植物の茎を通っては上昇もします。
さらには、酸素と水素に分解したりもします。
そして、古くから「水が物を燃やした」「火が燃えているものを消した」という事も聞きません。
水は水の性質、火は火の性質を守っています。

人は、火と水の性質を使うことで、文明や文化を発展させてきました。
そして、火と水の性質を使って、今の便利な世の中になってきました。

火と水と日、何と言っても電気を起こすために使います。
火力、水力、原子力、そして風力、変わったところでは地力などもあります。
私達の生活に欠かす事のできない電力を思うと、「火水之心日之心のお恵みを人が頂いている」という事がよくわかります。

火も水は私達の生活に必要なものです。
でも、火と水が起こす被害も恐ろしいです。
日本人は「火(か)」と「水(みず)」を『かみ』ともよんでいたそうです。
人の手には負えない自然災害の事を思うと、私達に恵みを授けてくれても、時には被害をもたらす自然を『かみ』とした昔の日本人の心もわかるかもしれません。
そして、私達は火と水の御恵みに感謝しなければなりません。
また、大地の御恩を忘れてはなりません。
この恵みは誠に厚く深いものです。

山も川も海も村も町も、人も動物も草も木も、何に対しても差別することなく、火水之心と日之心は御恵を与えて下さります。
さらには石炭・石油・金・銀・鉱石から温泉、多くの物を人に与える、計り知れない恵みをくださっています。
すべてものは、一秒も休む事なく、活動しています。
その変化や運動は複雑で、人には理解できない程で、巨大なことばかりです。

この大宇宙の偉大なる御恩、御恵を教祖おや様は御説きになられました。
「天地の心」「この世の世界の心」「宇宙全体の心」それらをギュッと詰め込んだものが㊉の心となりました。
これで㊉のお話はおしまいです。